「例え、無観客でも、中止でも、義助と泳子たちを満足させてあげたいわ」 アナとカズは、検討の末、五輪SNSの中にアイデアボックスを作った。もちろん、ウェブサイト制作の予算なんてないから、ツイッターでできるようにした。ハッシュタグ「#東京オリパラアイデアボックス」で、つぶやいてもらうことで、アイデアをまとめていくのだ。 「夢みたいなことだけど、ここに寄せられたアイデアを東京オリパラに活かしたいの」アナが、力説した。 「まずは、自分たちから、良いアイデアを発信して行こう」 「そうね」 以来、アナとカズは、主に放課後に、一緒にニュースをチェックして、ツイートをすることにした。東京オリパラスポンサー応援団長!@biDPMkO6ywlw2S7·2月10日 この度「東京オリパラアイデアボックス」というものを作成しました。 無観客開催とも、森会長発言で中止とまで、言われています。この状況下で、東京オリパラを成功させる為のアイデアを募集いたします。 奮って、ご参加ください。 #東京オリパラアイデアボックス
2021年2月11日: 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長は、女性蔑視と受け取れる自らの発言をめぐって、影響が広がっていることの責任をとりたいとして、会長職を辞任する意向を固め、関係者に伝えました。森氏は、83歳。昭和44年の衆議院選挙で初当選してから14回連続で当選し、文部大臣や自民党幹事長など政府・自民党の要職を歴任し、平成12年4月から、およそ1年、総理大臣を務めました。そして平成24年に政界を引退したあと、平成26年1月に、東京大会の組織委員会の会長に就任し、開催の準備にあたっていました。
NHKウェブ「いきなり出鼻くじかれた〜!」アナが、絶叫した。 「これが、まさに外圧って奴だね」カズが、冷静に分析した。 この辞任には、米NBC、IOC、国内外の女性の猛烈な批評が寄せられた。東京オリパラスポンサー応援団長!@biDPMkO6ywlw2S7·2月11日 日本がバラバラになっている。今こそ日本を一つに! #東京オリパラスポンサーを応援しよう #東京オリパラアイデアボックス こんな時だから、ネットの力が発揮されるものと信じています。
「何の結果も得られないかも知れないけど、義助と泳子を支えたい。行動を起こさなきゃ!」アナが、興奮して、ツイートをした。 そうして、アナとカズが、SNSで発信し続けた。東京オリパラスポンサー応援団長!@biDPMkO6ywlw2S7·2月12日 絶対やらない政策(2) テレビの「カタカナ言葉言ったら、罰金千円」みたいに「何かしらの失言」をしたら、罰金一万円とかにすれば、失言も減るし、話も短くなる。言葉を選ぶようになるんじゃないかな。 #東京オリパラアイデアボックス
東京オリパラスポンサー応援団長!@biDPMkO6ywlw2S7·2月14日 感染者の多い国の選手を東京の選手村で受け入れる。ワクチンを打って、村の中だけでも、集団免疫状態にして、安心して練習してもらう。逆隔離ですね。リスクはあるけど、世界に東京の本気度を示したい。 #東京オリパラアイデアボックス
「アイデアも、どんどん出していかなきゃ」アナが、少し焦っていた。 「なかなか、みんなのアイデアが発信されないから、アイデアだけじゃなく、コメントみたいなのも挟んで行こうか?」カズが、提案した。 「そうね」東京オリパラスポンサー応援団長!@biDPMkO6ywlw2S7·2月14日 オリパラの選手も、優先順位を高くしても良いかも知れませんね。こんな時に、夢を与える人々ですから。何より、万全の体制で望んで欲しいから。 #東京オリパラアイデアボックス #東京オリパラスポンサーを応援しよう
「これで、李のお兄さんの二の舞にならないだろう」カズが、力強く言った。東京オリパラスポンサー応援団長!@biDPMkO6ywlw2S7·2月16日 SNSのデマや偽情報が問題になっていますが、そうした発信も、多様性の一種だと思います。色んな考えがあり、その中から正確なものを選ぶ能力が問われているのだと思います。嫌なら見なきゃ良い。安全性をアピールする側が、正しいとは限らない。少数意見を蔑ろにしてはいけません。