言語障害とは、発音が不明瞭である(構音障害)、話すときに詰まったり繰り返す様子が見られる(吃音)、ことばの理解や言語概念の形成につまずきがある(言語発達の遅れ)などの状態を指します。
また、そのために周囲の人とのコミュニケーションが円滑に進まず、子ども自身が引け目を感じるなど、社会生活上不都合な状況にあることをいいます。言語障害は、一見して障害があるということが分かりにくく、子どもの困っている状況が周囲の人々に理解されないことがあり、個々の状態に応じて配慮することが重要です。
出典:国立特別支援教育総合研究所